Sumihito Oikawa Design
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NEWS

劇場版 鬼滅の刃 無限列車編を観た。
コミックもテレビアニメも観ず、予備知識ゼロだったのに十分楽しめた。


もう名前を忘れてしまったけれど、最後に死んでしまった炎のように熱く燃える男の言葉。
その言葉は圧倒的に強く正しく、胸を打つ。そして心臓をギュッとわしづかみしてくる。

正確には思い出せないけれど、それは何度でも聞き返したくなるこんな言葉だった。

「老いや死も、人間という儚い生き物の美しさであり、老いたり死ぬからこそ愛おしく尊い。」
というような言葉や

「強い者は、その力を私腹を肥やす事に使うのではなく、弱い者を助けるために使わなければならない。」
など、ほかにも目頭が熱くなる台詞が色々あった。

「自分の不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと、歯をくいしばって前を向け
ウジウジしていても、だれもいっしょになって悲しんではくれない」

こんな感じの言葉たち。オヤジも十分勇気づけられた。
ベタな台詞や歌詞が、やけに染みる歳になりました。

セリフはイメージです。。


「COVID-19だからこそという難しいことではなく 、
自分の仕事はパリでコレクションを行うことにあります 。
約40年続けている自分の仕事であり 、
自分の存在理由でもあります」 山本耀司



- Fashionsnap.comからテキスト引用 -   


コロナ禍、先日のパリコレクションで唯一、日本から現地におもむき
観客を入れたランウェイショーを行った
ヨウジヤマモト。

少し古い記事だけど、この曜司さんのコメントが頭から離れない。
自分の存在理由」
静かな語り口の中に、曜司さんが大事にしているものを感じた。
耀司さんがリスペクトされる理由は、強い言葉ばかりでは無い。
真摯に自分と向き合い続ける男の姿に、人は共感するのではないだろうか。

君の存在理由は何だと、突きつけられた気がする。


今年はベランダの植物が元気いい。


雑な水やりでもどんどん増えると聞いて、実家から分けてもらった。
確かにどんどん増える。なんと言う植物なんだろう。


yohji yamamoto official site から「VIRTUAL Y's INSTALLATION」が、期間限定配信されています。

是非この機会に、Y's 表参道 ショップ をご体験下さい !!


ON VIEW・OCTOBER 23-NOVEMBER 8, 2020

ヴァーチャルブティックでY'sの創作の世界観を体験するアートプロジェクト

フォトグラファー桐島ローランドによる、Y'sの服づくりがインスピレーション源になった、
ヴァーチャルアートインスタレーション。


オンラインに設えられたY's表参道をヴァーチャルウォークスルーで回遊しながら、
ヴァーチャルストアに埋め込まれたキーアイテムや、スペースの箇所をクリックすると、
様々なアクションが起こります。特別に制作されたデジタルフィルムの放映、
Y's表参道だけで見ることができるFLIP-DOTSの映像表現、最新コレクションをクリックし
そのままショッピングをお楽しみいただく
桐島ローランド率いるCyberHuman Productionsが制作する
CGコンテンツによるデジタルアートを介したヴァーチャルエクスペリエンスを体験いただけます。

ー yohji yamamoto official siteから テキスト引用 ー 
すばらしいクオリティのバーチャル体験です。
ゴーグルの無い方は、スマホよりもデスクトップPCでご覧頂く事をお勧めします。
また回遊の際は、地下フロアの一番奥、VIP用のフィッティングルームにもお入りください。
(POINTがゲットできるかもです。。。)

デザインを担当したショップをサイト上でバーチャル体験出来るなんて、感動です。

空間のスケール感といい、仕上げのテクスチャー感といい現地のまま、すばらしいクオリティです。

生前の内田繁さんと交わした数少ない会話

僕には、内田さんと一対一で交わした会話が、数えるほどしかない。
それでも、いくつか思い出せるシーンがある。

独立してから間もなく参加した、展覧会か何かのレセプションでの事。
当時僕が30歳くらいの時。そこでは、こんな立ち話ができた。

内田さん・・・奥さんは元気か(笑)

及川・・・はい元気です!

内田さん・・・そうか(笑)今日はどうして来ないんだ。

及川・・・すみません(内田さんは、僕の奥さんがいると何故か機嫌がいい)

内田さん・・・ところで仕事は順調か

及川・・・暇です(笑)

内田さん・・・そうか(笑)。 よし、今のうち本をたくさん読め。

そのうち読みたくても読む時間が無くなる。俺にもそんな時期があった。


折角言葉を頂いたのに、たいして本を読めなかった。ほどなく実際に本を読む時間は無くなったけど、この時は世の中に取り残されているという焦りで、本を読む気にならなかったのだと思う。

今も焦ってはいるが、それでもいろいろな本を読んでみる。
合わせて内田さんの本も読み返すと、やはり内田さんの著書には懐かしさがある。
やはり僕もスタジオ80という事務所に勤めていたんだなぁと、あらためて実感する。

そんな、僕のコロナ禍。

品川埠頭

日曜の品川埠頭は、都会ならではの不思議な静けさ。
バイクで行こうか悩んだけど、雨に降られると嫌なのでウォーキングにした。
海や波止場を前にすると、いつも空港で感じるようなポジティブな気持ちになれる。
旅立ちの場だったり、外国とつながっているからだろうか。

どこにも人影無し。妙なもので、孤独感で心が穏やかになる。

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